【シェフが海老の旨味を引き出し方を教えます】海老ソースパスタ

エビのトマトクリームソースニョッキ盛り付け完成画像です レシピ

この記事では、エビの旨味たっぷりのトマトクリームソースパスタの作り方をフレンチ、イタリアンの料理人として17年以上の経験と、本場フランス研修や、国内の星付きレストラン等でも働いてきた当ブログ管理人のおさるが解説していきます

まずはじめに、
有頭海老が良いのはわかってたのですが、
ちょっとお高くて・・・。
大きい無頭ブラックタイガーがお買い得で、
悩んだ末、無頭えびにしてしまいました。

結論として
やっぱりエビの頭がないと旨味、
風味が今ひとつ足りないです。

ですよね〜って感じでした(笑)
読者の皆さんが作る時は有頭エビでやってください!!

【シェフが海老の旨味を引き出し方を教えます】海老ソースパスタの材料

エビのトマトクリームソースパスタの材料画像です
皆さんは有頭海老でやることをおすすめします!!

材料約2人前

  • エビソース
    • 有頭エビ(4尾以上)
    • 塩 適量
    • 片栗粉 大さじ2〜3
    • ニンニク 1片
    • 玉ねぎの端材 少量
    • ニンジン端材 少量
    • セロリ端材 少量
    • ネギの端材 少量
    • あればパセリの茎 少量
    • オリーブオイル 大さじ2〜3
    • あればブランデー 20ml
    • 白ワイン 30ml
    • ホールトマト缶 1/3
    • 水 200ml
    • 固形ブイヨン 1/3個

  • ニンニク 1片
  • オリーブオイル 大さじ3
  • ミニトマト(トマト) 12個位
  • お好みのパスタ 250g位
    今回は自家製じゃがいもニョッキ

    今回はトマトクリームソースにしたので以下はその材料
  • 生クリーム 100ml
  • 牛乳 適量
  • パルメザンチーズ 適量
  • お好みのパスタ
    今回は自家製じゃがいもニョッキ


【シェフが海老の旨味を引き出し方を教えます】海老ソースパスタの作り方

  1. エビの頭を外し、殻をむく。
    頭は大きければ縦に半分に割っておくと
    後で炒める時、臭みが飛びやすい。
    小ぶりならそのままでOK
    殻と身と分けておく。
     エビのからと身を分けた状態の画像

  2. 身の方は、背わたを取り除く
    竹串などで抜いてもいいが、
    確実にきれいに取り除きたいので
    背に縦に切り込みを浅く入れ、
    中の背わたをきれいに取り除く。
    エビの背わたを取り除いた状態の画像です

  3. 身を3〜4等分にぶつ切りにする。


  4. エビの臭みを取り除き、
    プリッとさせるための下処理をする。
    下部の青枠の中の処理法を御覧ください。
    ※面倒なら、塩で揉むだけでも可


  5. 鍋にオリーブオイルを入れ火にかける。
    小鍋にオリーブオイルを入れ加熱している様子の画像です


    エビの殻を加え中火〜強火で炒めていく。
    臭みを飛ばして香ばしさを引き出したいので
    しっかりと炒める。

    オリーブオイルで海老の殻をしっかりと炒めている様子の画像です

  6. 殻を炒めながら、野菜の端材を全て
    2〜3mmの同じくらいの大きさのスライスにする。
    ニンニクはたたき潰す。
    潰したニンニクとスライスした端材野菜の画像です

  7. エビの殻をしっかりと炒めたら
    海老の殻がしっかりと炒まった状態の画像です


    6の野菜を全て鍋に加え混ぜる。
    軽く塩をする。
    海老のソースを作る鍋に潰したニンニクとスライスした野菜を加えた画像です

  8. 野菜がしんなりしてきたら
    海老のソースの野菜がしんなりとした状態の画像です


    あればブランデー20ml位いれて
    火をつける。
    海老のソースを作る鍋にブランデーを加えて火をつけた様子の画像です

  9. 火が消えたら、白ワイン30ml位を加え
    海老のソースを作る鍋に白ワインを加える様子の画像です


    アルコールを飛ばす。
    海老のソースを作る鍋に白ワインを加えてアルコールを飛ばしている様子の画像です


    トマトホール缶を70g位と
    海老のソースを作る鍋にホールトマトを加えた状態の画像


    水と固形ブイヨンを加えコトコト15分位煮込む。
    エビのソースに水を加えた状態の画像です エビのソースを作る鍋に固形ブイヨンを加えようとしている様子の画像です
    途中水が少なくなったら少し足す。

    煮込み終わり。
    海老のソースを煮込み終わった画像です
     



  10. ザルに開けて、木べらなどで
    ぎゅうぎゅうと押しながら
    エキスをしっかりと絞り出す。

    ※この時はパスタソースの鍋に先に15まで
    やっておいたところに直接絞りました。
    海老のソースをザルで絞り出している画像です

  11. ニンニク1片を潰し、ミニトマト12個、
    又はトマトをカットする
    カットしたトマトと潰したニンニクの画像


  12. パスタソースを作っていく。
    フライパンにオリーブオイル
    大さじ3入れ、ニンニク1片を潰して加え
    弱火にかける。
    潰したニンニクをオリーブオイルとともにフライパンに入れ弱火でじっくり香りをオイルに移していいる様子の画像です

  13. ニンニクがこんがりときつね色になったら
    取り出し、半分にカットしたミニトマト12個
    (又はトマト)を加え炒める。
    オリーブオイルに香りを移し終わって取り出したニンニクの画像です ニンニクの香りを移したオリーブオイルで、トマトを炒めている様子の画像

  14. パスタを茹で始める。
    エビに塩、こしょうしておく。
    ニョッキを茹でる画像です 下処理したエビに塩、こしょうした画像です

  15. トマトがしっかりと焼けたら
    パスタの茹で汁を加えて煮立てる。
    ここで10のエビのソースを加える。
    (シンプルなエビトマトソースのパスタなら
    このまま茹で上がったパスタをソースに加える。)
    トマトを炒めたところに海老ソースを加え煮詰めている画像

  16. 僕は今回エビクリームソースにしたので、
    クリーム100mlを加えて少し煮詰める。
    味見して必要なら牛乳を少し加える。
    エビソースにクリームを加えている画像です

  17. (パスタが茹で上がる直前に
    分量外でツルムラサキを
    パスタと一緒に軽く茹でました。)
    ツルムラサキをカットした画像 ルムラサキ茹でる画像です


    茹で上がったパスタをソースに加え、
    エビのトマトクリームソースニョッキとツルムラサキ茹で上がりソースに加えた画像


    クリームソースは水分多めにしつつ、
    パルメザンチーズを加え混ぜ仕上げる。 エビのトマトクリームソースニョッキ仕上げチーズ加えた画像

    下味をつけたエビを加え、
    さっと絡めて優しく火を入れる。
    刺し身可能なエビであれば
    半生くらいでもりつけてOK
    エビのトマトクリームソースニョッキ仕上げエビ加えた画像です エビのトマトクリームソースニョッキ仕上げ画像

  18. 器に盛り付ける。
    エビのクリームソースニョッキ盛り付け完成画像2


エビの臭みを取り除き、プリッと仕上げる下処理。
  1. 殻を剥き背わたをとったエビをボウルに入れ
    塩を振って手で粘りが出るまで揉む。
    ぶつ切りにしたエビに塩を振る様子の画像です塩をふったエビを手で揉んでいる様子の画像です

  2. 片栗粉を大さじ2〜3加え、更に揉む
    塩でもんで、片栗粉を加えたエビの画像です 塩と片栗粉でもんだエビの画像です

  3. 汚れが浮いてきたら、
    流水でしっかり洗い
    キッチンペーパーで拭き取る。
    塩と片栗粉でもんだエビを流水で洗っている様子の画像です エビをプリッとさせる下処理をし終わってキッチンペーパーで水分を拭き取っている様子の画像です

まとめ

エビの旨味が濃厚なソースができます。
甲殻類はこの方法で
旨味が凝縮されたエキスを
得ることができます。


かっぱえびせんみたいなね!?


工程や写真が多くなりましたが、
楽ではないかもですが、
有頭海老で作るなら
それほど時間も手間もかかりません。
って料理人の僕は言ってます。


普通の人からしたら
めっちゃ手間ですよねー!?
って普通の僕は皆さんの気持ち
ちょっとわかってます!(笑)


フランス料理で使うアメリケーヌソース
というオマール海老のソースも同じ方法です。
オマールの場合は大きいので、
エラをきれいに取り除いて、殻を細かく切ったり、
ちゃんと頭の部分の砂袋を取り除いたり
しないといけませんが。


今回僕はクリームソースにしましたが、
クリームを入れずに、
エビとトマトのソースにしても
とても美味しいです。


まぁまぁの手間を乗り越えて
かっぱえびせんより
美味しいパスタ作ってみてください!

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