【家で出来る】真鯛のポワレ、アンチョビキャベツとフレッシュトマトソース【レシピ・洋食】

真鯛のポワレ、アンチョビキャベツとフレッシュトマトソースの画像です。 レシピ

本記事のテーマ

家でできる魚のポワレの方法


この記事を読んで得られるもの
  • ポワレとは?
  • 素材の火入れ基本的考え方 👈これ凄く大事な考え方!
  • 家でできる魚のポワレのやり方
  • 簡単で旨い!アンチョビキャベツの作り方
  • トマトの皮むき技
  • 超簡単、色々使えてすぐ作れるフレッシュトマトのソースの作り方



おさる
おさる

お家で洋食のお店で出てくるような
お魚のポワレってやらない方が多いんじゃないでしょうか?

今回は家でもできるだけ簡単にできるように
ソース、付け合わせもシンプルに。しかもヘルシーに♪
してみました!


難しくはないと思いますので

是非チャレンジしてみてください。

【ポワレ】フライパンで焼くという意味のフランス語。

【ソテー】食材と一緒に炒めながらフライパンで焼くというフランス語。


素材へ火入れの基本的考え方

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全ての材料には生、半生、丁度火が入った状態、しっかりと火が入った状態、だいぶしっかりと火が入った状態と分かりやすく分けて考えてみる。


火の入れ方は直火で炙る、フライパンで焼く、炒める、
煮る、蒸す、揚げる、オーブンで焼く、電子レンジで火を入れる
以上が家庭での主な火を入れるための方法です。


硬い肉を美味しく食べるためには柔らかくなるまで長時間煮込むのが美味しく食べる方法。


ステーキは一般的にはちょっとだけ生っぽい部分を残して焼く~丁度火が入った位までが
最も美味しいく食べる為の火入れの方法。


技術のある料理人が作る美味しい野菜炒めは
どの素材にも火が丁度入った位の仕上がりが見た目にも食感もよく美味しい。


素材の特性によるが、
硬くて長時間煮込んだりしなければならない食材以外基本的には、
丁度ぎりぎり火が入った位の火入れが美味しいのです。
それ以上火を入れていくとパサついて風味も味もよくなくなります。

技術のある料理人はどのような加熱方法にしろ、
素材への最適で完璧な火入れを常に意識して調理しているので
一般の方が作るよりも美味しい料理がつくれるのです。

このことをプロでなくても意識するとしないとでは上達も仕上がりも
少なからず変わってくるでしょう!


しかし、火入れを意識するあまり、
火が入り切らないこともあります。
鶏肉など、生が危険な食材もあるので要注意です。

材料と使用器具

材料
  • 皮付の真鯛切り身(その他の白身のお魚でもOK)
    ※スーパーでよく見かける斜め切の切り身は扱いにくいです。
  • キャベツ 70g位
  • アンチョビ 1/2フィレ
  • トマト 中サイズ1/2個
  • ハーブ(バジルやタイムがおすすめドライタイプでも可) 少々
  • フレッシュレモン 1/16個 (無ければレモン果汁でもOK)
  • オリーブオイル
  • コショウ

使用する魚について。
あまりにも新鮮過ぎると皮から焼いた時、急激に身が縮んで
反り返ってしまう。それだけでなくとれたての魚は
アミノ酸が少ないので旨味も弱い。
3日~5日程度寝かせたものの方が美味しい。
ただし、臭いのはダメ。


使用器具
  • 魚が入るくらいのフライパン(フッ素加工が扱いやすい)
  • フライ返し
  • キャベツを炒めることが出来る鍋(蓋が出来るとなお良い)
  • 大きめのスプーン
  • トング
  • 木べら
  • 小さい鍋
  • 有れば骨抜き


作り方

①キャベツを3~4cm角のざく切りにする。
茎の分厚い部分はへいで薄くする。これは火通り時間を均一にするため。

②ニンニクを縦半分に切り、芽の部分を取り除き、みじん切りにする。
※芽の部分は水分量が多く焦げやすいので

③アンチョビをみじん切りにする。骨があるので、骨まで細かく刻む、

④ソース用のトマトの皮をむく。↓のトマト皮むき技参照
(沸いたお湯に5秒位いれて、すぐに氷水に落とすという剥き方が一般的ですが、
1個2個剥く位なら、らくちんな方がいいですよね~?)

トマトの皮むき技

【湯剥き】
沸いたお湯に5秒位いれて、すぐに氷水に落とすと手や包丁でつるっと剥ける。
※フルーツトマトはモノによるが、10秒以上茹でないと剥きにくいことが多い。

【直火で炙って剥く】
金属のフォーク等をヘタに刺し、全面を直火で軽く炙る。軽く焦げてOK。
すると手や包丁で簡単に剥ける。


⑤皮をむいたトマトの種をスプーンの柄の部分を使って取り除き、1cm角に切る。

スプーンの柄を使ってトマトの種を取り除く様子の画像です。
種を取ったトマトを1cm厚さ位に横に切る様子の画像です。
横に切ったトマトをさらに縦に1cm幅位に切りそろえている様子の画像です。


⑥真鯛の切り身の皮の部分に鱗が残っていないか確認し、骨抜きが有れば骨を抜く。
骨を残して焼いても良いが、食べるとき気を付けるように!!

⑦小さな鍋でニンニクみじん切りをオリーブオイルで弱火でゆっくり香りを出すように炒める。
微かに色づいたら火を止め、半分量をアンチョビキャベツの鍋に移す。

⑧アンチョビキャベツの鍋のガーリックオイルでアンチョビを弱火で炒める。
香りがでてきたらキャベツを入れ、下味の塩を少し入れ、よく混ぜながら中火で火を入れる。
少ししんなりしたら蓋をして火から外す。
※アンチョビに塩味があるので塩は控えめに。

ガーリックオイルにアンチョビのみじん切りを入れて炒める様子の画像です。

⑨魚を焼くフライパンを用意し、オリーブオイルを大さじ1強入れ中火にかける。
フライパンを温めている間に、魚の両面に塩、コショウをする。
魚を皮目から焼いていく。熱したフライパンに魚を入れたら、ジューっと
音がしてればOK。魚が多少反るようでしたら、フライ返しで最初押さえながら焼く
焼くイメージは皮目で7~8割火を入れる。
大体7~8割火が入ったらひっくり返して軽く身の方を1割未満焼き、
残り1割以上はまだ火が入り切ってないだろうが、フライパンの余熱で火を入れる。

塩、コショウした真鯛の切り身画像です。
フライパンを温めているうちに両面塩コショウする。ちなみにこれは扱いにくいスーパーでよく売っている斜め切りの真鯛の切り身。
オリーブオイルを入れて温めたフライパンに塩コショウ↓真鯛の切り身を皮目から焼く様子の画像です
温まったフライパンに皮目を下にして焼いていきます。あまり動かさないで焼いて皮をパリッと焦げないように香ばしく焼いていきます。
真鯛に約9割火が入って火から外した直後の画像です。
フライ返しで身を崩さないようにひっくりかえして、火を止める。そのまま置いて余熱で火を入れる。

⑩余熱で魚に火を入れている間に、アンチョビキャベツの鍋を弱火にかけ、味を確かめる。
塩で味を調え、お皿に盛りつける。

⑪小鍋にのこしたガーリックオイルにトマトの角切り、
カットしたレモンを絞って絞り終わったモノも鍋に入れ、ハーブ、塩を入れてやや強火にかける。
その間に魚も火が入ったと思うので、魚をアンチョビキャベツの上にのせる。
トマトが熱くなってきたら味を見て、塩とレモン果汁で整え、トマト果肉とオイルをまわしかける。
レモンの絞ったものは盛り付けない。

ガーリックオイルにフレッシュトマトの角切り、お好みのハーブ、レモン果汁とその絞り終わったレモンをいれて加熱する。熱々になったら味見して、盛り付け。
盛り付け例。

まとめ

今回は素材への火入れについて意識しながら作りました。
真鯛に火が入り過ぎてパサついてしまわないように、余熱で火を入れていく。
盛り付けるころに丁度生っぽい部分もなく、丁度火が入ったというのが理想です。
そうすれパサつかないでしっとりとした魚のポワレができます。

素材への最適な火入れを考えて理解し、実践出来たら
より美味しい料理が作れるようになるでしょう!

付け合わせのアンチョビキャベツはこの組み合わせで、相性ばっちりですよ!
簡単で美味しいのでその他の料理にも名脇役となるでしょう!

フレッシュトマトのソースは昔働いていたイタリアンでよく使っていたソースです。
非常に簡単で美味しいのでいろいろと使ってみてください。

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